おいしさに、彩りを。Pastreet ペーストリート

2021.12.16

手作りしたマフィンを日持ちさせる保存方法とは?常温や冷凍の違いも解説!

手作りしたマフィンを日持ちさせる保存方法とは?常温や冷凍の違いも解説!

マフィンは小さいサイズの焼き菓子のため、一度でたくさんの量を作れるのが嬉しいポイント。ご家庭で手作りしたことがある方なら、たくさん作って一度に食べきれない経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。

マフィンを出来るだけ美味しい状態で保存したい場合、保存方法に悩んでしまいます。常温でも大丈夫?冷蔵庫に入れる?冷凍してしまう?

そんな時に困らないために今回のコラムでは、手作りマフィンを保存する時間(期間)に合わせた保存方法と、時間(期間)がたってからも美味しく食べる方法をご紹介します。

 

手作りマフィンの保存方法は3種類

余ったマフィンを保存する方法は、一般的に3種類の方法があります。「常温」「冷蔵」「冷凍」です。保存する時間(期間)に合わせて3種類の方法を選択できると良いでしょう。各保存方法では、それぞれ良い点や気をつけておくべきポイントがありますので、詳しく解説させていただきます。

 

マフィン

 

2日〜3日なら常温保存がオススメ

気温によって異なりますが、常温で保存できる日数の目安は2〜3日になります。『夏の暑い時期』や『生の食材・生クリームなどを使っている時』などは、賞味(消費)期限が短くなってしまいますので1日で食べきってしまいしょう。

 

【注意点】

  • 直射日光があたらない場所で保存する。
  • 高温多湿をさけ比較的涼しい場所で保存する。
  • ラップ、ジップロック、密閉容器などを活用し乾燥を防ぐ。
  • マフィンの粗熱がとれてから密封する。

 

少し日持ちさせたいなら冷蔵保存

常温で心配な場合や、3〜4日程度の日持ちをさせたい場合は冷蔵保存がオススメです。常温より低い温度で保存する事になりますので、マフィンが傷みにくくなります。特に夏場などは常温よりも冷蔵保存の方が安心です。

 

【注意点】

  • 冷蔵庫に入れる前にラップ、ジップロック、密閉容器などを活用し乾燥を防ぐ。
  • 密封はマフィンの粗熱がとれてから行う。

 

※保存日数が伸びるほどマフィンが乾燥したり食感が変わります。出来るだけ早く食べる方が美味しく召し上がれます。

 

とりあえず長く保存したい場合は冷凍庫へ

冷凍保存は2週間〜1ヶ月程度の保存が可能です。たくさん作りすぎた場合や、作り置きをちょこちょこ食べたい時にオススメです。冷凍庫に入れておくことで、生地が凍り、劣化しにくくなるので長期間の保存が可能ですが、冷凍焼けや匂いうつりが起こる可能性があります。

 

【注意点】

  • 冷凍庫に入れる前にラップ、ジップロック、密閉容器などを活用し乾燥を防ぐ。
  • 密封はマフィンの粗熱がとれてから行う。
  • 日常における冷凍庫の開閉はできるだけ少なくする。

 

マフィンの保存方法はどうやって決める?

オーブン

 

手作りしたマフィン。保存方法に迷う時は下記4つのパターンで判断できると良いでしょう。保存期間だけでなく、目的や食べ方なども判断材料としてもっておけると、事前に作る量も調整できます。

 

量が少ない時やすぐ食べる時は常温保存

ちょっとした食事やおやつ用に手作りする時は、常温保存がオススメです。3種類の保存(常温・冷蔵・冷凍)の中でも一番美味しい状態でマフィンを食べることができます。温め直したり解凍する手間が省けるのも◎です。

 

夏の暑い時期は冷蔵庫へ

気温が高い時は傷むのが心配です。特に生のフルーツや生クリームなどを使っている時は常温だと不安が残ってしまいます。そんな時は冷蔵保存して、出来るだけ雑菌の繁殖を抑えて、安心して食べれるようにしましょう。

 

たくさんマフィンを作るなら冷凍保存を活用

一度にたくさんの量のマフィンを作れば、当日はもちろん、違う日にもマフィンを楽しむことができます。当日分は常温で保存し、残ったマフィンは粗熱を取ってから密封して冷凍保存してしまいましょう。マフィンを密封する際は、1つずつ小分けにしておくと食べる時に解凍しやすく便利です。

 

マフィンをアレンジした場合は保存期間に注意

マフィンはアレンジしやすく色々な味を楽しめるのが特徴ですが、作ったマフィンを日持ちさせたい場合は保存方法に注意する必要があります。下記例を参考にしながら検討してみてくださいね。

 

【生クリームやヨーグルトを加えた場合】

プレーンマフィンより痛みやすくなってしまいます。デコレーションでクリームを使う場合も同様ですので、冷蔵庫に入れて保存するようにしましょう。

 

【生のフルーツを使っている場合】

この場合も傷みやすくなってしまいますので、すぐに食べるか冷蔵保存しましょう。

※生地にブランデーやラム酒などの洋酒を混ぜたり、表面に塗ると傷みやすさを軽減させることが出来ます。

※フルーツでアレンジする場合、ドライフルーツを使う事で傷みにくくなります。

 

冷蔵・冷凍保存後のマフィンを美味しく食べる方法

マフィンを長期間保存するために冷蔵庫や冷凍庫に入れた場合、生地が硬くなったり水分が失われて食感がパサパサになりがちです。こういった場合、温め直しや解凍方法の仕方を変えるだけで美味しさが変わります。ポイントは以下の3点です。

 

1.【冷蔵保存】時間をかけてマフィンを室温(常温)に戻す

食べる時間に合わせて、事前にマフィンを冷蔵庫から出しておきます。時間をかけて常温に戻す理由は、ゆっくりと戻すことで急激に水分がとぶのを防ぐためです。

室内の温度によって常温に戻る時間は変わりますが、10〜30分程度で柔らかい状態になるはずです。真夏で室内が暑かったり冬場で寒い場合などは、常温に戻る時間がかなり変わりますので、確かめながらお召し上がりください。

 

2.【冷凍保存】冷蔵と同じく時間をかけて室温に戻す

出来るだけ美味しく冷凍保存したマフィンを食べたい場合、冷蔵の時と同じように室内で常温に戻すのがオススメです。しかし夏場などの気温が高い時に長い時間放置するのは心配です。そんな時は【冷蔵庫に一晩置いておく】→【当日に室内において常温に戻す】という流れで、段階的に解凍することで安心して食べることが出来ます。

解凍する時にマフィンに霜が付いている時は、解凍後にベチャッとしてしまう可能性がありますので、霜を払い落としてから解凍するようにしましょう。

 

3.【冷蔵・冷凍】電子レンジやオーブンを使う

保存していたマフィンをすぐに食べたい時は、電子レンジやオーブンを使います。しかし、安易にやってしまうと水分が飛んでしまいパサパサの食感になってしまうので注意が必要です。またレンジ・オーブンで加熱した場合、それぞれ違う食感になりますのでお好みに合わせてチョイスしてくださいね。

 

【レンジを使う場合】

ラップをして加熱します。そうすることで乾燥しにくく、しっとりした柔らかい食感を味わうことが出来ます。

 

【オーブンを使う場合】

アルミホイルを敷き、その上にマフィンを置いて加熱します。高い温度で加熱してしまうと表面が焦げる可能性があります。そんな時はマフィンをアルミホイルで包むことによって、表面だけでなく内部まで熱を加えることが可能です。表面は「サクっ」中は「しっとり」という食感を楽しめます。

 

【パサパサとした食感が気になった時は?】

冷蔵・冷凍していたマフィンはどうしても水分が失われがちです。またレンジやオーブンを使うことで更に水分が飛ぶ恐れがあります。温め直した後にパサパサとした食感が気になる場合は、加熱前に霧吹きで表面に水分を与えてあげると、しっとりふっくらした食感を感じやすくなります。

 

【注意点】

マフィンカップがついた状態で解凍する時、カップ自体が『オーブンNG』の場合があります。そんな時は、マフィンをカップから剥がしてオーブンで加熱してください。

 

まとめ

今回のコラムでは、手作りしたマフィンを保存する方法や、保存後に美味しく食べる方法をご紹介しました。ご紹介した3種類(常温・冷蔵・冷凍)の方法は、それぞれメリットとデメリットがあります。作る量(すぐに食べない量)と保存期間・目的に合わせて、ベストな保存方法をお選びください♪

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