11月から12月のクリスマスに向けて、パン屋さんやお菓子屋さんに並ぶパネトーネ。店頭や通販で販売されているパネトーネを目にするだけでなく、Instagramでシェアされている投稿も増えています。この時期人気のパネトーネをクリスマスが終わるまでの間、日持ちさせながら美味しく食べる方法をご紹介します。
パネトーネとは?
イタリアで生まれた伝統の発酵菓子であるパネトーネが、今では日本はもちろんアメリカ・ブラジル・台湾などにも広がっています。ドライフルーツが練り込まれいて、甘くふわふわした食感と大きさが特徴です。また、保存期間が長いことからイタリアではクリスマス前の4週間食べ続けるという伝統があります。
子供も大人も美味しく食べれる味
生地にバター・糖類・洋酒・ドライフルーツなどが入っていることで、甘く風味豊かで上品な味わいを楽しめます。ふわふわした柔らかい食感で食べやすく、食事としてだけでなくおやつとして食べるのも好まれています。
大きさ
パネトーネは『パン(パン)』『トーネ(大きい)』が組み合わせって出来たのが由来の1つだと言われています。その為、サイズが大きくドーム型になっているものを分けて食べるのが一般的です。
長持ちさせて食べるパン
生地の中にあるドライフルーツは時間の経過とともに風味が変化します。そうする事で飽きにくい味わいにもなり、発祥の地イタリアでは長い期間食べるパンとして愛されてきました。
クリスマス仕様のパネトーネレシピ
ペーストリートでは『レーズン』と『オレンジピール』を使ったレシピをご紹介しています。クリスマス用の飾りをつけて、見た目もおしゃれに♡クリスマスに向けて大切な人と一緒に食べるためのパネトーネ作りに挑戦してみませんか?
パネトーネの美味しい食べ方は?
イタリアでは各家庭で作られたパネトーネを家族で食べたり、親族・ご近所・友人に配るという習慣があります。大きなサイズのこのパンは、食べやすい大きさにカットしてそのまま食べるのが一般的です。出来たてのパンは本来のパネトーネの風味を感じやすく、美味しくパクパクと食べることができます。また『その時に食べる量』だけをカットしておき、保存する分は切り分けておくのがオススメです。
また、作ったパネトーネはアレンジする事で飽きずに長く味わいを楽しむことができます。簡単なアレンジした食べ方をご紹介します。
朝食アレンジ/トースト
食べやすい厚みでスライスしたパネトーネをトースターで焼いて食べます。本来のふわふわした食感から外側のサクサク感が加わります。また、バターやジャムとの相性も◎です。染み込んだバターが新たなパネトーネの美味しさを誕生させます。
おやつアレンジ/甘いもの添え
午後のティータイムやおやつ時間にオススメなのが、パネトーネにアイスクリームや生クリームを添えたりハチミツをかけて一緒に食べる方法です。食べやすい大きさにカットしたパネトーネを手にアイスクリームと一緒に食べれば甘く幸せな時間がおとずれます。
食事アレンジ/パンプディング
日がたって少し固くなったパネトーネのアレンジでオススメなのがパンプディングです。耐熱皿(グラタン皿)に卵液(卵・牛乳・砂糖をまぜた液)を入れて、一口サイズにカットしたパネトーネを並べて浸らせます。オーブンで20分(160℃)ほど焼けば美味しいアレンジ料理の出来上がりです。
パネトーネの保存方法
元々パネトーネが長持ちする理由は、天然酵母を長時間発酵することで水分量が少ない生地になり微生物が発生しにくくなるからです。そうする事で長期間にわたって保存しながら美味しく食べ続けることが可能になります。
保存方法
日持ちさせながら食べるためには以下の点に注意して保存しましょう。
- 常温で保存します。冷蔵庫や冷凍庫に入れてしまうと、風味が変わり固くなることで美味しさが損なわれます。
- ラップで包んで保存します。これは、空気とふれた状態が続くことで水分が蒸発してしまうためです。
- 風通しが良くて直射日光が当たらない場所で保存します。
まとめ
パネトーネの特徴や美味しい食べ方・保存方法などをご紹介しました。美味しくて長持ちするパネトーネは忙しい年末にもピッタリ♪ 今年のクリスマスに向けてパネトーネを家族で食べたり、お友達におすそ分けしてみてはいかがでしょうか。