2020年2月頃からコロナによって、飲食関連業は大打撃を受けてきました。特に個人店や地方のお店が今後、コロナ禍でお客様とどう向き合っていくか。経営判断が難しい状況だと思います。
世の中が、インターネットを使用したオンラインでの”やりとり”が急加速で進んでいます。オンライン接客をしたい・ECサイトを開設したい・ネット販売をはじめたい・通販で安定した売上を確保したい・SNSでお客様と繋がりたい…といった考えはあるけれども、どうして良いか分からない方や、やりたくても時間やコスト面で断念していることがあります。
新たな収益をあげる為に
そこで、Pastreetはお店がネット販売で新たな収入を得ることができる場に《挑戦》する人を応援したいと考えました。その中で、Pastreetがお店の方々にできることを今、全力でやらないと思い、半年前から進めてきた商品がやっとカタチになりました。それが、『らくらく通販ギフトボックス』です。
>通販ギフトボックス 25枚入 宅配60サイズ IS05-25の詳細はこちら
>通販ギフトボックス 5枚入 宅配60サイズ IS05-5の詳細はこちら
皆さんがネット販売を始める際の疑問にお答えします
ネット販売に挑戦する方・もっと力を入れていきたい方に向けて、オンラインで売上を上げていくための始め方や運営方法のポイントをQ&A形式でご紹介します。
Q1:ネット上の販売場所はどういうところがあるの?
オンラインでお菓子やスイーツなどの商品を販売する場合、ネットショップを開設する必要があります。ネットショップは大きくわけると2つのパターンに分けられます。『自社(自店)独自のショップ』の場合と、Amazonや楽天などの『モールに出店する場合』があります。
◇Q1-1:販売先ごとのメリット・デメリットは?
【独自のショップの場合】
▶メリット
- デザインの自由度が高く、ブランドイメージを訴求しやすい。
- 仕様や機能なども調整することが可能。
- 作成や運営を内製化する場合、費用を抑えやすい。
▶デメリット
- こだわりがあるサイトほど、制作にあたり専門的な知識が必要。
- 求めるデザイン・仕様・機能によっては想定以上に経費(予算)がかかる。
- 自分たちでECサイトに集客(アクセス)することが必要。
※ECサイト制作を内製で行う場合
最近では専門的な知識がなくてもECサイトを作成し公開できるサービスが増えてきています。国内のECサイト作成サービスではBASE(https://thebase.in/)』や『SRORES(https://stores.jp/)』といったものを利用している有名店や個人店が増えています。
これらのサービスはECサイトで商品を販売する基本的な機能が備わっています。また、たくさんのテンプレート(テーマ)から好みのものを選びカスタマイズすることでオシャレなECサイトを作ることが出来ます。
【モールに出店する場合】
モールで代表的なものに『Amazon』『楽天市場』『yahoo!ショッピング』があります。それぞれ開設するにあたって費用(初期・月額・手数料)は異なります。
▶メリット
- ECサイトを運用するための機能がそろっており、公開するまでの期間が比較的短くすむ。
- モール自体で集客を行っているためアクセス数を集めやすい(ユーザーにみつけてもらいやすい)
▶デメリット
- 仕様や機能がモールに依存するため、やりたい事が多い場合はすべて実現するのは難しい場合が多い。
- 販売件数が増えると手数料が増えて、売上が上がっても利益が残りにくい場合がある。
Q1-2:おすすめの販売場所を教えて!
販売場所は下記のようなことを目安に検討できると良いでしょう。
- 費用(初期・ランニング)
- 目標とする売上
- 商品点数
- 販売期間
【費用(初期・ランニング)】
▼独自ショップの費用
制作費用や月額費用はピンきりになります。社内スタッフで制作・運営する場合と、外注する場合で大きく異なります。出来るだけ費用を抑えたい場合は、簡易的にECサイトを開設できるネットショップ作成サービスを提供している『BASE(https://thebase.in/)』『SRORES(https://stores.jp/)』を利用しましょう。予算がありしっかりとしたものを作りたい場合は、ECサイト制作や運用を専門に行っている業者に依頼するのがおすすめです。専門の業者は売上を上げていくためのノウハウを持っていることが多いためです。
▼各ショッピングモールの費用
それぞれのサービスページで費用が掲載されています。プランによって費用が異なりますので、下記ページを参考に実際に資料請求や問い合わせを行ってみると良いでしょう。
◇楽天市場
https://www.rakuten.co.jp/ec/plan/
◇Amazon
https://services.amazon.co.jp/services/sell-on-amazon/fee.html
◇Yahoo!ショッピング
https://business-ec.yahoo.co.jp/shopping/cost/
【目標とする売上】
ネット販売で大きな売上目標をたてる場合は、独自ショップとモール両方での展開がおすすめです。プロモーションの方法やお客様の層も異なります。
独自ショップは従来のお客様に案内しやすいですが、新規集客が難しいため新たな売上を確保するのが容易ではありません。その反面、モールはそれぞれで集客してくれるので新たなお客様の獲得や売上見込みがたてやすくなります。
【商品点数】
商品点数が多くなると様々な制限がでてきます。この制限は料金と関係していることが多く、商品点数が多いと余計に費用がかかります。販売する商品点数をシミュレーションした上でかかる費用を見込んでおきましょう。
【販売期間】
イベント時や期間限定でネット通販を行う場合、ECサイトを短期で開設して期間が終われば閉店する必要があります。その為、独自ショップの場合はテンプレートなどを利用して、短期間でECサイト制作ができるものを選定します。
モールの場合は、プランによって期間のしばりがあり、短期契約になると割高になる傾向です。販売する期間が「短期的なのか」「中長期的なのか」を考慮しておく事で、自社(自店)にあった販売場所が検討できます。
Q2:集客方法がわかりません。どうすれば?
ECサイトに新規ユーザーがアクセスする導線は「検索からの流入」「SNSからの流入」「広告からの流入」などです。「検索からの流入」に重点をおく場合はSEO対策が必要になります。
「SNSからの流入」はInstagramなどを活用して継続的にフォロワーを増やし、エンゲージメント率が高くなる投稿を続けます。「広告からの流入」を期待する場合は、専門的な知識を要する場合もありますので、広告代理店に相談すると良いでしょう。
Q2-1:SNSはどんな運用方法が良いの?
お菓子などの食べ物と相性が良いSNSはInstagram(インスタグラム)です。Instagramは一般のユーザーも食べ物を多く投稿しており、親和性が高いSNSになります。
また写真画像で訴求しやすいこともあり、映えるお菓子の場合は特に相性が良くなります。また、ショッピング機能(Shop Now)を設定すれば、通常の投稿からECサイトの商品ページにリンクをとばす事も可能です。
Q2-2:広告は何をすればよいの?
ネット通販で活用されている代表的な広告は「ショッピング広告」と言われるものです。ECサイトに設置している商品とユーザーが検索したキーワードにあわせて広告が表示されます。また自店のサイトにアクセスしたユーザーに絞って広告を表示させるリマーケティング広告などもあります。
Q3:ネットに載せるキレイな写真を撮るポイントは?
商品画像の見え方は購買に大きく影響します。ユーザーが思っているイメージと同じ商品かを伝えるために商品画像は大きな役割を担います。また、一覧ページに表示された時のクリック率向上にも繋がります。その為に商品画像をキレイに撮るための準備やポイントは以下のようになります。
▼準備のポイント
1.撮影機材(カメラ・三脚・照明・照明ボックスなど)を用意する
ポイント:カメラだけあれば撮影は可能ですが、三脚や照明の有無で仕上りが大きく変わります。
2.日程と人員(カメラマン・アシスタント)を確保する
ポイント:撮影時間は余裕をもち、カメラマンはプロに依頼できない場合でも撮影が慣れている人に依頼しましょう。
3.商品を用意する(商品単体・飾りなどをつけたパターンの商品)
ポイント:商品そのもが明確に分かる写真が必要になります。また装飾してイメージを訴求することで映える写真に変わりますので、小物やアイテムも一緒に準備できると良いでしょう。
Q3-1:スマホでキレイに撮る方法は?
最近の機種の場合、カメラ自体の性能が良いのでスマートフォンによる撮影でも画素数などは対応できます。ただしデフォルトのカメラでそのまま撮影してしまうと、暗くなったり商品が見栄え良くならない場合があります。その為、カメラアプリを使った撮影がおすすめです。
▼よく使用されているアプリ例
◇Foodie(フーディー)
Android版 https://play.google.com/store/apps/details?id=com.linecorp.foodcam.android&hl=ja
ios版 https://app-liv.jp/1076859004/
Q3-2:どんな撮り方をすれば良い?
商品をキレイに撮影する重要なポイントは『構図・アングル』『光』です。『構図・アングル』では基本的な「日の丸構図」と言われる商品を中央に配置して真正面や真上から撮る方法をおさえておきます。また『光』はフラッシュをたかずに照明ボックスを使用することで、変なカゲなども出来ずに全体がキレイな写真になるのでおすすめです。
Q4:通販に向く菓子と向かない菓子はあるの?
お菓子の通販をする場合、「菓子製造業」などの資格(手続き・届け出など)が必要になります。業態や商品によって異なることもありますので、詳しくは保健所に確認しましょう。その上で、ネット通販に向いているものは、『常温で保存でき賞味期限が長いもの』が向いています。
理由としてネット通販は配送がつきものだからです。また送料が発生するため単価が高い商品の方が利益率が高くなります。単品で単価が低い場合は、セット販売などを検討してみましょう。
Q4-1:出荷時に気を付けることは?
まずは、商品をストックしておく場所の環境です。お菓子自体を安全に美味しく保管できるよう温度・湿度などを管理しておく必要があります。また配送時に『揺れ』が伴いますので、梱包する際に緩衝材で固定されるようにしましょう。
『らくらく通販ギフトボックス商品情報』
>通販ギフトボックス 25枚入 宅配60サイズ IS05-25