ご家庭で手作りするお菓子で人気のマフィン。上手く保存すれば、朝食用・おやつ用などに小分けにして食べれるのが嬉しいポイントです。しかし保存方法によっては賞味期限が短くなったり、パサパサになったりしてしまいます。日持ちさせるコツをおさえて、美味しく食べれるよう保存しましょう。
保存方法の種類
マフィンは『常温』だけでなく『冷蔵』『冷凍』で保存する方法があります。手作りした量や日持ちさせたい期間(賞味期限)によって保存方法を変えます。美味しく長持ちさせるためにはコツ・注意点がありますので、ポイントをおさえる必要があります。
常温で保存方法
日持ちさせたい期間が短い場合は常温保存がオススメです。できる限り常温をオススメするのは、冷蔵や冷凍による保存はパサついたり食感が悪くなるのを防ぐためです。
保存期間の目安
1〜3日
コツ
ジップ付きの袋や密閉容器(タッパーなど)を使い乾燥させないようにします。袋や容器が無い場合はラップで包んで密閉させるのもOKです。包む時に力を入れすぎると柔らかいマフィンの生地が崩れてしまいますで要注意。また、温かい状態で袋に入れてしまうと蒸れてしまいますので、冷めて(粗熱が取れて)から密閉するようにしましょう。
注意点
- 風通しの良い場所で保存する。
- 直射日光をさけ涼しい場所に置くようにする。
- 気温が高く湿気が多い時期は傷みが早いので1日で食べきるようにする。
- ホイップクリームや生のフルーツなどを入れている場合は冷蔵や冷凍が安心。
入れる材料でオススメなもの
抹茶、ドライフルーツ、プレーン、チョコ、くるみなど
冷蔵庫による保存
暑い時期やホイップクリームや生のフルーツを使ったなど、常温で置いておくのが心配な時の保存方法が冷蔵保存です。常温と比べて少し長持ちします。
保存期間の目安
3〜4日
コツ
常温保存と同じように密閉状態を作り冷蔵庫で保存します。いざ食べる時に本体の食感をだすために「ゆっくり室温に戻してから食べる」のがコツです。早く食べたい時は、オーブンやレンジを活用します。
【常温の場合】
30分程度で食べやすくなります。(室温により異なります)
【電子レンジの場合】
20〜30秒程度で温まり、ずっしりした感じからしっとりふわっとした食感に変わります。
【オーブンの場合】
温まる程度に軽く焼きます。
【蒸し器の場合】
時間をかけても大丈夫な場合は、蒸し器を使うことでふわふわの食感になり本来の味に戻りやすくなります。
注意点
冷蔵庫は乾燥していることもあり、冷蔵保存するとカタくなりがちです。しかし、時間がたつほどに風味や食感が悪くなってしまいますので、常温保存しない場合は冷蔵より冷凍保存の方がオススメかもしれません。
入れる材料でオススメなもの
ホイップクリーム、生のフルーツ
冷凍保存する方法
すぐに食べきらずに長期保存させたい場合は冷凍保存です。たくさんの量を手作りした時に1つひとつラップに包んでおくと解凍して食べる時がスムーズです。
保存期間の目安
2週間〜1ヶ月
コツ
常温保存と同じように密閉状態を作り冷凍庫で保存します。生地の水分量を減らすと保存期間が長く、解凍後も美味しく食べやすくなります。食べる時の解凍方法で味わいが変わりますので、かかる時間や手間を考慮して解凍方法を変えることがポイントです。
注意点
- 乾燥を防ぐのと同時に冷凍庫の匂い移りがしないようしっかりと密閉する。
- 凍ったままレンジなどで解凍すると美味しくなくなるので、当日に解凍する時でも必ず室温で戻してから温めるようにする。
- 解凍する時はベチャっとならないよう霜をとってから行う。
解凍してから食べる方法
1.解凍方法
食べる前日に冷蔵庫に入れておき、当日に室内の常温で2時間程おいて解凍します。段階をおってゆっくりと解凍することによって、パサパサした食感になりにくく味の劣化を防ぐことになります。※解凍すればレンジ等で温めずにそのまま食べれます。
2.加熱する
食事マフィンなどは温めると風味が増して美味しく食べれます。解凍したマフィンを電子レンジやオーブンを使って加熱してから食べるのもオススメです。
【電子レンジの場合】
乾燥してパサパサにならないようにラップで包んだ状態で数十秒温めます。霧吹きで表面に水分をつけてから温めることで、食感をふわふわにすることができます。(電子レンジの場合は蒸しパンのような食感になりやすいです。)
【オーブンの場合】
カップを外してアルミホイルに置いてから焼きます。もしくはマフィン自体をアルミホイルで包んでから焼きます。この時、オーブンOKのカップの場合は外さなくてもOKです。
霧吹きで表面に水分をつけてから温めるのも◯。
オーブンで焼くことによって、外側はカリッと、内側はふわふわのマフィン本来の美味しさに戻りやすくなります。
入れる材料でオススメなもの
水分量が少ない材料、食事系の材料
傷んでないか確認する方法
保存して数日にわけてマフィンを食べる場合、味がおちていたり、傷んでいることがあります。手作りしたマフィンは、お店で売っているもののように賞味期限が分かるわけではありませんので、自分で確認する必要があります。
【視覚】マフィンの表面を見てカビが生えていないか確認する
【嗅覚】匂いをかいで変じゃないか確認する
【触覚】触ったり持ち上げた時に、ヌメヌメしたり糸がひかないか確認する
【味覚】少しだけ食べてみて味が(酸味がする等)おかしくないか確認する
プレーンやチョコを入れたマフィンや、洋酒をまぜて手作りしたマフィンは日持ちしやすい傾向にあります。生のフルーツや野菜を入れている場合は賞味期限が早くなりやすいので、確認してから食べるようにしましょう。
手作りマフィンを保存する時におすすめのカップ
保存しやすく、電子レンジやオーブンを使うことを考慮すると、紙製で耐熱性があるカップだと利便性がぐっとあがります。ペーストリートで人気のアイテムを一部ご紹介します♡
マフィンカップ M(クラフト) 50枚入 M402-50
EU マフィンカップ M(白) 100枚入 EU02-100
プチ ケーキカップ (ツートンオレンジ) 50枚入 PE011-50
手作りマフィンをプレゼントする時
お友達などに手作りしたマフィンをプレゼントする時は、保存のことも考えてラッピングして渡すのがオススメです。ラップで包んでしまうと見栄えが損なわれてしまうので、ラッピング用の袋に入れてリボンやラッピングタイで密閉してプレゼントしましょう♪
まとめ
ご家庭で手作りしやすく、お子様から大人まで喜ばれるマフィン。たくさん作った時に日持ちさせることで、日をわけて美味しく食べることが出来ます。保存方法や解凍方法によって風味や食感が異なりますので、環境や食材に合わせて工夫しながら保存しましょう。