手軽に作ることができるパウンドケーキは3時のおやつにピッタリ! しかし、レシピ通り に作ったのにパサパサの仕上りになってしまった…という経験をした方は多いのではない でしょうか?
そこで今回は基本のしっとりパウンドケーキの作り方とポイントをご紹介します! パウンドケーキを長く楽しむための保存方法についてもお伝えするのでぜひ参考にしてみてくださいね。
しっとりパウンドケーキの基本レシピ
今まで作っていたパウンドケーキとは何かが違う!? 失敗しないしっとりとしたパウンド ケーキの基本的作り方をお伝えします。
いつでもしっとりパウンドケーキが食べられる簡 単レシピとなっていますので、どうぞお試しください。 パウンドケーキの基本的な材料はこちら!
- バター(食塩不要)
- グラニュー糖
- 塩
- 全卵
- 薄力粉
- ベーキングパウダー
分量はパウンドケーキの大きさによって異なるので、それぞれの型にあわせた量を量りましょう。
1.下準備
パウンドケーキを作るにあたり大切になってくるのが、下準備の工程。下準備がしっかりできているか否かで作る手早さが変わり、できあがりに差がでるので気を付けましょう。
まず、バターは指で押したときにスッと入るくらいの硬さになるまで室温に戻します。卵 も同様に、ほぐしたら室温に出しておきます。
薄力粉・ベーキングパウダーなどの粉類が計量後にあわせてふるっておきます。紙のパウン ドケーキ型の場合はそのままでかまいませんが、紙以外の型を使う場合はオーブンシートに切れ込みを入れて方に敷き込みます。
最後に最も大切なのはオーブンを予熱しておくこと。オーブンの予熱がしっかりできてい ないとキレイに膨らまなかったりかたくなったりする原因になるので気を付けましょう。
2.なめらかになるまで混ぜる
室温に戻したバターをボウルでクリーム状になるまで泡だて器で練ります。その後、グラ ニュー糖を数回に分けて加え、塩も加えます。白っぽくボリュームが出るまで混ぜ合わせ ます。
3.卵は空気を含ませるように混ぜる
ほぐして室温に戻しておいた卵は3~4回に分けて加えます。卵は加える度に泡だて器で空気を含ませるようにしっかりと混ぜ合わせます。
4.粉を入れたらサックリと混ぜる
ふるっておいた粉類をボウルに加え、ゴムベラでサックリと切るように混ぜ合わせます。 このとき、混ぜすぎないようにするのがポイント!
5.生地を型に入れる
生地をパウンドケーキ型に入れる際は、数回に分けてゴムベラで移します。そのごゴムベ ラで伱間ができないように生地を少し押さえつけるイメージで空気を抜いていきます。
生地は両サイドが高くなるように表面を整えるのがポイント。最後にもう一度空気を抜く 作業として、3㎝程持ち上げて2~3回落としましょう。
6.切れ込みを入れる
オーブンに型を入れ、焼き始めてから10分ほど経ったときに、水で濡らしたナイフで中心 に切れ込みを入れましょう。こうすることで真ん中がキレイに膨らみ、キレイな仕上りに なります。
竹串でさして、生地が付かなければ焼き上がりのサイン。粗熱が取れるまで冷ましたら出来上がりです。
パウンドケーキをしっとり作るポイントは?
ただ混ぜたら良いと思われがちなパウンドケーキですが、それぞれの工程をおろそかにしてしまうとパサパサの仕上りになってしまいます。しっとりパウンドケーキを作るための ポイントをご紹介します。
1.バターはやわらかくなるまで放置
バターがやわらかくなっていないとクリーム状に練ることができず、卵を加えたときに分 離する原因となります。しかし、すぐに作りたいけどバターを室温に戻すのも忘れてい た…ということもあると思います。
そんなときは低めのワット数で加熱するか、体温くらいのぬるま湯で湯煎をする方法がお すすめです。ここで注意してほしいのが、溶かしバターにしないこと! バターを完全に溶かしてしまうと生地が膨らまない原因となりますので気を付けましょう。
2.粉類を入れたら練らずにサックリ
粉類を加えたらグルグル練らずにサックリと切るように混ぜるのがコツ! 生地を練ってしまうと薄力粉からグルテンが発生し、膨らむ前に固まってしまいます。するとモソモソし て固い・真ん中に火が通っていない・キレイに膨らまないなどの失敗の原因となってしまうので気を付けましょう。
3.焼きすぎず、しっかり火を入れること
高さのあるパウンドケーキ型の中心までしっかり火を通すためにはコツがあります。それは焼く前の生地を型に入れるとき! 型の底面に対し、平に入れるのではなく、真ん中が一 番低くなるように谷を作ります。真ん中の厚みを少なくすることで火が通りやすくなりま す。
生焼けが心配だからと焼成時間を延ばすと乾燥した口当たりになるおそれがあるので、気 になる場合はオーブンの温度を上げるようにしましょう。
パウンドケーキをしっとり保つためのポイントは?
せっかく焼けたしっとりパウンドケーキも保存方法を間違えるとパサパサに…。翌日も しっとりパウンドケーキを楽しむための保存方法をご紹介します。
保存方法のコツ
翌日もしっとりとしたパウンドケーキを楽しむためには保存方法がカギとなります。しっとりとした食感を長く楽しむためには、乾燥から防ぐようにするのが最も大切! 乾燥を予防するためには焼成後すぐ、まだ温かい状態のパウンドケーキをラップに包むこと。ラッ プをすることで蒸らす効果も加わり、しっとりとした食感を長持ちさせることができます。
フルーツ入りのパウンドケーキは要注意!
パウンドケーキは通常、常温での保存がおすすめですが、フルーツが入ったパウンドケーキは常温で保存すると傷みやすくなってしまうので注意が必要です。特に新鮮なフルーツを使った場合は水分量が多いことから、いたみやすくなります…。
また、季節によってもいたみやすい時期があるため、冷やしながら通常よりも保存期間を短くするのがおすすめです。
おすすめのパウンドケーキ型
ペーストリートでは誰もが満足するパウンドケーキ型を豊富に取り揃えています。サイズもいろいろ・デザインもいろいろ! 今回はおすすめのパウンドケーキ型を6種類ご紹介します。
ベーキングトレー LL(リーフ) CT207
>ベーキングトレー LL(リーフ) 25枚入 CT207-25の詳細はこちら
温かさを感じられるLLサイズのパウンドケーキ型。秋や冬の寒い季節におすすめです。 たっぷりのナッツをのせたデコレーションや秋味のパウンドケーキに使ってみてはいかがでしょうか?
ベーキングトレー L(リーフ) CT206
>ベーキングトレー L(リーフ) 25枚入 CT206-25の詳細はこちら
さきほどご紹介したパウンドケーキ型よりも少しサイズの小さいパウンドケーキ型。一般的な大きさよりも小さめサイズはプレゼントに最適なサイズです。
ベーキングトレー LL(ハウス) CT203
>ベーキングトレー LL(ハウス) 25枚入 CT203-25の詳細はこちら
ナチュラル感いっぱいのLLサイズのパウンドケーキ型。フルーツはもちろん、華やかなデコレーションをしてもうるさくなりません。
ベーキングトレー LL(茶ブロック) CT503
>ベーキングトレー LL(茶ブロック) 25枚入 CT503-25の詳細はこちら
上品さが漂うチェック柄のLLサイズのパウンドケーキ型。落ち着いたデザインなので大人へのプレゼントにピッタリ!
ソリッド パウンドトレー (ブラン) ST204N
>ソリッド パウンドトレー (ブラン) 25枚入 ST204N-25の詳細はこちら
サイドに折り返しが付いて焼成後も広がりずらくなっていて、どんなシチュエーションにも合うのがこちらのパウンドケーキ型。シンプルだからこそパ ウンドケーキのデコレーションを引き立ててくれます。
ソリッド パウンドトレー (ブラン) ST202N
>ソリッド パウンドトレー (ブラン) 25枚入 ST202N-25の詳細はこちら
こちらもさきほどご紹介したパウンドケーキ型の少し小さめサイズ。サイドに折り返しが付いて焼成後も広がりずらくなっております。一つ持っていればどんなときにも使える万能なパウンドケーキ型なので、どんな型を買うか迷っている方におすすめです。
まとめ
しっとりパウンドケーキを食べるのと幸せな時間に早変わり。失敗しないためにも今回お伝えしたコツをぜひお試しください。保存方法もしっとりとした食感を楽しむための重要なポイントなので、参考にしてみてくださいね。
パウンドケーキ型のデザインを変えることで、同じ味でも気分を変えることができます。 どんな場面にも似合うパウンドケーキ型をペーストリートでは数多く取り揃えているので ぜひご覧ください。