おいしさに、彩りを。Pastreet ペーストリート

2021.3.23

初心者でも簡単!しっとりマフィンを作る方法とポイントを徹底解説

初心者でも簡単!しっとりマフィンを作る方法とポイントを徹底解説

ご家庭で作る焼き菓子の定番の1つが『マフィン』です。色々な材料を入れることで好きな味にアレンジすることが出来るのも人気の理由です。入れる食材によっておやつとして食べれたり、朝食などの食事として食べることも出来ます。

様々なシーンで重宝されるマフィンだからこそ、しっとりなめらかな食感で美味しく食べれるよう作りたいところです。マフィンを作る行程は難しいものではありませんが、ポイントをおさえて作らないと『綺麗に膨らまない』『生焼けになってしまう』『口の中でパサパサになる』といった失敗作が出来てしまいます。

今回のコラムではマフィンをしっとりと美味しく手作りする方法とコツ・ポイントを徹底解説します。

 

プレーンマフィンの材料

マフィン約6個分(レギュラーサイズ)のレシピの材料をご紹介します。お買い物の時は、作る個数とサイズによって材料の量を調整して購入しましょう。粉は薄力粉を使用します。ホットケーキミックスを使う場合もありますが、多くのレシピでは薄力粉が使用されています。またバターは無塩のものを用意しておきましょう。

  • 薄力粉:150g
  • 卵:2個
  • 砂糖:100g
  • 牛乳:80g
  • ベーキングパウダー:小さじ1
  • 無塩バター:100g

 

作る前の準備

しっとりマフィンに仕上げるためには『作る前の準備』がとても大切になります。この準備を怠ってしまうと『同じ材料』『同じ手順』で作っても食感が変わってしまうので要注意です。

 

材料を常温(室温)に戻す

常温に戻す材料は『卵』『牛乳』『バター』です。冷たいままだと、これらの材料を混ぜ合わせる時に「混ざりきらない状態」になってしまい、均一な焼き上がりにならないからです。

材料

 

オーブンを170〜180℃に予熱する

予熱せずに焼いてしまうと、庫内の温度が上がるまでに時間がかかりパサパサなマフィンの原因になる事があります。この予熱にかかる時間を考慮して下準備を行います。

 

型の準備をしておく

生地が出来上がった後にすぐに型に入れれるよう型をセッティングしておきます。生地が出来上がった後の放置時間が長くなるとベーキングパウダーの膨張力が弱くなってしまうためです。

 

下準備

慣れた方の場合は作りながら行う場合もありますが、下準備をしておくことでスムーズに作業を進めることが出来ます。しっとりとしたマフィンを作るためには、行程中の『時間のかけかた』も重要なポイントになりますので、下準備をしておくと良いでしょう。

 

卵を溶く

 

卵黄と卵白がしっかりと混ざるように溶きます。※常温に戻していない卵だとバターと馴染まずに乳化しない状態になってしまいます。

 

粉類をふるう

薄力粉とベーキングパウダーをあわせてふるいます。ふるう事をせずに生地を作る時に混ぜてしまうと、ダマになったり、均一に混ざらない原因になります。予めふるう事で、いざ混ぜる時にバタバタすることなく作業に集中することができます。

 

作り方

基本的なマフィンの作り方は『生地を作る』『焼く』です。下準備が終わったあとの作り方のコツやポイントをご紹介します。

 

1.バターを混ぜる

ボウルにバターを入れてなめらかになるまで混ぜます。常温に戻さず固いままだと混ざらないので必ず常温に戻しておきます。固い状態で電子レンジを使わざる得ない場合は、完全にバターが溶けないよう慎重に行いましょう。

 

2.バターと砂糖を混ぜる

粉っぽさがなくなり白っぽくなるまで混ぜます。空気を含ませるように混ぜることで焼いた時に綺麗な膨らみが出来ます。ここで溶けてしまったバターを使って混ぜると空気が入らず膨らみに影響してしまいます。

 

3.卵を数回に分けて入れて混ぜる

混ぜたバターと砂糖に卵を加えます。この時、一度に卵を入れてしまうと分離してしまいます。面倒に感じるかもしれませんが、数回に分けて入れて混ぜましょう。

 

4.牛乳とふるった粉類を2回に分けて入れて混ぜる

生地の材料が均一に混ざり粉っぽさを無くすために分けていれ、その都度混ぜましょう。この時も空気を含ませるように意識し素早く混ぜます。あまり混ぜすぎるとベーキングパウダーのガスが生地から抜け出してしまう原因になります。またグルテンも生成されてしまい、膨らみ方や食感に影響してしまいますので粉っぽさが無くなる程度まで混ぜるようにします。

 

5.生地を型に入れて焼く

オーブン

 

準備しておいた型に生地を入れます。膨らむことを考慮して型の6〜8割程度を目安に入れると良いでしょう。生地を入れた後のうわ面は平らにしなくても焼き上がった後は綺麗に膨らみます。170℃(180℃)で25分〜30分程度が目安です。

オーブンによって焼き加減が変わって来ますので、25分程度で焼き加減を確認しながら時間を調整できると良いでしょう。上面が綺麗な焼色になり、竹串(爪楊枝)を刺して生地がついてこなければOKです。

 

6.オーブンから出して冷ます

muffin

 

焼けた後はオーブンから出して、粗熱が取れるまで涼しいところで冷ませば完成です。

 

まとめ

美味しいしっとりマフィンを手作りするコツは、少し面倒な作業を丁寧に行うことです。そうする事で綺麗に膨らんだ焼き上がりと風味豊かな食感を味わうことができます。何度か作ることで簡単に作れるようになりますので、基本のマフィンをおさえて色んなアレンジを楽しみましょう♪

 

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